助成金・補助金申請の大原則を忘れず、熱意をぶつけましょう!
さて、今回は、非営利法人向け助成金の申請が採択されるためのポイント等を営利法人向けの助成金と比較しながら見ていきたいと思います。
※あくまで弊所スタッフによる独自の見解です。参考程度にしていただければと。
その前に、非営利・営利問わず注意していただきたいことがございます。
『やりたい事業がある』→『その事業にあった助成金・補助金を探す』が大原則です!
当たり前と思わる方もいる方もいらっしゃるかと思いますが、今まで有り難いことに沢山の助成金・補助金についてのお問合せをいただきました。
実際に、お客様とお会いしてお話していると『何かうちでも申請できる助成金・補助金はないか?』→『へー、○○○○ってのがあるのか、これに合った事業考えます』という方が少なからずいらっしゃいました。
順番が逆になってるだけですが、この違いは大変重要なポイントです。
助成金・補助金は、事業計画というものを作成する必要があります。
事業の詳細は勿論、その市場の将来性やニーズがあるのか?、数字(お金)は妥当か?、その申請者ならではのオリジナリティーがあるか?等、審査員が厳しい目でチェックされます。
助成金・補助金の採択はそう簡単に取れるものではありません。何度も何度も練り直し、ベストなものにしなければなりません。
上記のように順番が逆になっていると、申請書作成の段階でどうしても行き詰まりになってしまいます。したがって、審査委員が高得点つけ採択になるケースはほとんどないかと思われます。
助成金・補助金というのは、確かに魅力的なものです。しかしあくまで『やりたい事業がある』→『その事業にあった助成金・補助金を探す』が大原則です。
順番が逆になることは絶対にないようにしてください。
非営利法人向け助成金・補助金には是非皆さんの事業に対する熱い想いをぶつけてください!
営利法人・非営利法人向け問わず、助成金・補助金のHPを見ますと要領というものがあります。
そこを見ると『選考基準』や『加点審査』というものがあります。
審査員はこういう所をチェックして審査してますよーと書いてあるわけです。
今まで、営利法人・非営利法人向け助成金・補助金を色々とお手伝いさせていただきました。
採択された案件もあれば、不採択になってしまった案件もあります。
弊所では結果が出たあと、スタッフ一同で採択・不採択案件を見直しをして『どういう点が良かったか?ダメだったか?』『審査員は特にどのポイントを重視したのか?』等を分析しています。
非営利法人向けの助成金・補助金は営利法人向けの助成金・補助金に比べて
『申請者の事業に対する熱意、取り組む姿勢』を重要視されている傾向があり、お金の面等は営利法人向けほど重要視してないように思われます。
ですが、勿論、お金の箇所は適当に記載するのは絶対にNGです。こちらも妥当な数字を記載する必要があります。
一方の営利法人向けの助成金・補助金は、事業の詳細、その市場の将来性やニーズがあるのか?、数字(お金)は妥当か?、オリジナリティー等の点がチェックされます。
営利でも熱意も勿論大事で、その熱意を申請書に盛り込むことも必須です。
しかしながら、非営利向けほど、そこにスポットは当ててないんじゃないかな?と思われます。
特に市場の将来性やニーズ、数字の妥当性は、かなり厳しくチェックされます。
自身の市場分析は怠らないようにしましょう。
弊所では、これまで営利法人向け・非営利法人向け助成金・補助金の申請のお手伝いを沢山させていただきました。
やりたい事業があるのに、お金が…という方は、是非お気軽にお問合せください。